オリジナルカラーコンセプト
「卓上の理論では完遂出来ない、究極の現場主義が導きだしたカラーリング」
まずは、カラー名の紹介です。
今回は、チェスの駒の名前を使った全6色になります。
1.キングオブ金具
2.クイーンオリーブ
3.シルバールーク
4.ビショップオリーブ
5.ブラウンナイト
6.ネコソギポーン
このカラー名をコンセプトに、長い時間をかけて、テストしてきたカラー達です。
テスト期間中は、製作者がキングフィッシャーに通って来た長い年月のなかでも、
効果的なカラーが激変した時期と重なり、カラーの選択にとても苦労しました。
カラー制作にあたり、2つの目的を設定しました。
第1の目的は、キングフィッシャーで土日祝日の午後13時に行われる試合形式の「コーヒーカップ」を、このカラーのみで勝てること。
これは毎回ではありませんでしたが、他のカラーも交えつつ、必ず役立つカラーがありましたので、課題はクリアー出来たと思っております。
第2の目的は、キングフィッシャートーナメントのシリーズ戦においても、必ず今回のカラーをローテーションに組み込むことの出来る釣力があること。
これも、幾度の実験を経て、実際にどれかしらのカラーを組み込むことが出来る様になりました。
上記のコンセプトを念頭に、多種多様な色を試してきた結果、
決して卓上の理論では完遂出来ない、究極の現場主義が導きだしたカラーリングになりました。
もちろん、誰が使っても、何時でも何処でも爆釣とはいきませんが、魚のバイトを得られる確率の高いラインナップになったと自負しております。
基本的には、放流が入ってから、1~6の順番で、使って頂くと、最大の効果を発揮するように、考えてあります。
エリアフィッシングの醍醐味のひとつである「放流シューティング」は、時間経過と共に、魚の活性が変化し、
活性の良い魚の着き場がどんどん変わって行くのを効率よく追いかけて行く、エリアならではの釣り方になります。
この魚を追う基礎は、人間側の釣り動作と思考も大事になります。そのなかで、反応の良いカラーを探って行くのも楽しみのひとつです。
他の釣り場さんでも、効果の高いカラーもあり、キングフィッシャー専用ではありませんので、
是非とも、ビシバシ使って頂き、エリアフィッシングの醍醐味を味わって頂きたいと思っております。
製作者:なぶら屋テスター・YARIEフックテスター・つり具のおおつか宇都宮店フィールドスタッフ 松井源夫
注意:上記の内容は、製作者の思想の現れの文章であり、絶対釣果を約束するものではありません。
「キングフィッシャーオリジナルカラー」全6色:カラー紹介
1.キングオブ金具
名前の由来は釣り場の名前である
「キングフィッシャー(カワセミ)」と「金メッキの道具」、そして王様のキング。
チェスの駒のキングは、上下左右斜めに1コマずつしか動けませんが、勝敗を決するもっとも大事な駒であり、民衆(魚)を強烈に引き付けるカリスマ性を持つ者です。
よって、カラーリングにも、それらの思考を存分に詰め込みました。
スイッチングした放流魚を確実にバイトに持ち込む、
裏面テールに蛍光レッドをバイトマーカーとしてカラーリング。
表面には、不意のローライトにもアピールを失なわないように、グリーングローを飛ばし吹き、蛍光色も直吹きすることにより、下層から浮き出るように、粒々のグリーングローが、表全面に発光します。
ヘッド付近は、フラッシングを得る為にメッキを残し、テールに行くに連れて、蛍光オレンジ~蛍光レッドになるようグラデーションし、表全面で、魚を誘いつつ、裏面バイトマーカーとの相乗効果により、より強い、より深い、テールバイトを導き出します。
放流魚が猛ダッシュしてくるバイトを、是非とも味わって下さい。
2.クイーンオリーブ
名前の由来はキング同様のチェスの駒。
クイーンは、チェスの駒では、実は最強アイテム。
ポイントは金メッキベースなところ。
表裏共に、喰わせ効果の高い実績のオリーブ色を使いました。
表面サイドに金メッキを残す塗り方をすることにより、蛍光色に反応しなかった、消極的な放流魚に効果を発揮します。
表面のグリーンレインボーラメが複雑な色目の乱反射をするので、
クリアーウォーターに置いては、
遠くからも活性の残った魚を呼び込むことが可能です。
最大のギミックは、使い込んでカラーが若干剥げて来ると、下地の金メッキが顔を出し、カラーリング作業者が演出しきれなかった、
金メッキのチョイ見せアピールを醸し出すことが出来ます。
実釣で、リリーサー掛けを繰り返し、塗装の剥げがプラス方向にシフトする、
他にあまりないコンセプトのトーナメント思考地味金になります。
迷った時に投げてみると、思わぬ連発を味わえることも多い、秘密のセカンドカラーです。
3.シルバールーク
名前の由来は、チェスの駒ルーク。
シルバーメッキをベースに放流セカンドカラーを作りました。
クイーンオリーブに反応がない時や他のセカンドカラーが効果を発揮しない時に
投げて欲しいカラーです。
表面は、サイドにシルバーメッキを残し、反対サイドに変わり種のクリアーグリーンパンプキンを塗装して、シルバーレインボーラメをあしらった、
放流セカンド又はサードカラーになります。
最大のギミックは、表面サイド塗りのクリアーグリーンパンプキンカラー。
このカラーは実は蛍光色です。
魚が見慣れない、地味だけど、蛍光反射するカラーと
ランダムアピールをするレインボーラメ、実は意外と強いカラーであるシルバーメッキを表面に集約。
裏は喰わせの実績の高い、
ブラウンよりのオリーブを塗ることにより、
表面の変則アピールと裏面の喰わせカラーを
1枚のスプーンにインストールし、釣り人も、魚も騙せるカラーに仕上げました。
迷った時に是非、投げてみて下さい。
4.ビショップオリーブ
このカラーもネーミングは、チェスの駒。
ビショップは、斜め移動を主とする変則移動の駒です。
変則的集魚要素を詰め込み、比較的ローライトに強いペレットカラーをベースに、表ベース面が、うっすらグローになってます。
基準としている、ブラウンよりのオリーブは、以前あるメーカーさんから、エリア○ラウンと言うカラーで
販売されていた、伝説の喰わせカラーに近い色調にしました。
クリアー、マッディ問わずに釣れるカラーで、特にローライトでは、抜群の効果を発揮するカラーになります。
そのカラーを表裏ベース色として、表面にペレット系飛ばしを施したカラーリングにしました。
飛ばしは、カラシとブラックをカラシの上に乗せるようにブラックを飛ばすことが味噌。
トーナメントクオリティにアップデートするために、
表面ベースがうっすらグローにしてあるので、放流サード以降にも、抜群の釣果をもたらしたます。
ペレット蒔きしている釣り場さんでは、ローライト時に、抜群の効果を発揮します。
5.ブラウンナイト
こちらもネーミングは、チェスの駒。
ナイトは、騎士の駒になります。
このカラーは、まさに見た目に削ぐわず、暴れ馬のごとき釣果をもたらした、
キングフィッシャーにおいて、絶対釣果を約束された、伝説の茶色のペレットカラーをトーナメントクオリティにアップデートしたカラーです。
ベースカラーは、表裏ちょっと赤っぽいブラウン。
表面をイエローとブラックを飛ばしたペレット系のカラーで、裏面を単色にして、
単純なペレットカラーとは違う、魚が『あれっ?』と思う配色にしました。
意味のない多色構成のペレットカラーと違い釣れ続くことを念頭に考察した配色です。
しかし、トーナメントクオリティということには、他に秘密があります。
実は、表のベース面が、うっすらグローになってます。
放流から時間の経過した魚に抜群のチョイアピールをしてくれるはずです。
6.ネコソギポーン
ポーンは、将棋の駒なら歩(ふ)に値する駒、
使いこなせば、王様(キング)にも、何者にもなれる最強の歩兵を意味します。
製作者の頭を、最初から悩ませ続けたのが、そのベース色。
茶系かココアかオリーブかグリーンか黒なのか白なのか、はたまたピンク系??
どのカラーをベースとして、喰わせのフォースカラーを作るべきか?
キングフィッシャーに置いて、いちばん中心軸になるであろうカラーは、時(とき)の経過と共に、めまぐるしく変わって来た経緯があり、カラー決定に、いちばん頭を悩ませたカラーであります。
裏面は、あらゆる釣り場さんで、
食わせのパワーを発揮する、ブラウンよりのオリーブ色を塗装。
表面は、弱めのイエローカラーのダークイエローを配色し、食わせ要素の強い裏面カラーを飛ばし吹きとテールサイド吹き、表裏面に弱い明滅を持たせ、
更に色覚変化を与えるグリーンパールを施すことにより、ちょいアピールとちょいリアクション効果を持たせた、喰わせカラーになります。
ナチュラルフィーディング化した魚や、ニュートラルな魚をターゲットに配色した、とっておきのカラーになります。
放流のあった後日の朝イチにも有効で、投げてみればその実力を確認出来るはずです。
料金と販売スケジュール
10月25日(日)3社合同販売イベント開催!@キングフィッシャー
※発売記念大会開催決定!詳細はこちらから!
12月上旬〜(予定)釣具店舗にて販売開始!
※販売店舗については後ほどホームページで告知をいたします。