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料金表

【新発売】松井源夫氏考案「キングフィッシャーオリジナルカラー(ドリームコラボカラー)2023」発表!

-Introduction-

 皆様、日頃より、キングフィッシャーオリカラ(ドリームコラボカラー)を、ご愛用頂き、誠に有り難うございます。 キングフィッシャーアンバサダー&カラーコーディネーターの松井です。
 今年も恒例となりました、キングフィッシャーオリカラ第4弾を、発表させて頂くことに成りました。 今回も、製作者の都合により、予定の6色全カラーを作成することが出来なかった為に、新色を3色、リバイバル販売を3色の計6色の展開となりますことを御了承願います。
 
 リストアとなるのは、①キングof金具 ②シルバールーク ③ネコソギポーンの3色です。

 キングof金具は、毎度説明不要の放流シューティングカラーですね。 色々な大会において放流を外さない定番的なポジショニングになっています。
 シルバールークは、ず~っと多くの方々から再販希望のリクエストを頂いていましたが、やっと復活になります。 記憶が確かなら、平谷湖を制したことのあるカラーです。
 ネコソギポーンは、第1弾で投入した、やや地味系のお助けカラーになります。 基本的に、オリカラスプーンは、現在のマーケット事情を加味すると、光ってナンボ、アピってナンボなカラーが売れるのですが、このカラーだけは、ず~っと売れ続いていて、早く、速く、早くと、再販希望者が催促してくる、完全定番化しても良いくらいの地味に釣れるカラーとして認められたようです。
 
 そしてお待ちかねの新色は、
 ④キングofステイン。 新たな放流ファーストカラー。 まぁまぁ苦労しました。
 ⑤ヴァイパーナイト。 UV系セカンドカラーですが、ここでは多くは語りません。 カラー紹介文を読んで下さい。
 ⑥ダーティークイーン。茶金系ですが、3年以上燻っていたカラーがやっと完成しました。

 今回も、製作者の都合で、春先まで、まともなテストが出来なかったのですが、思いのほか、順調にテストが進行して、新色3色を新規カラーとして組み込むことができました。
 毎度のことですが、けっしてインスタントカラーではなくカラーコーディネーターとしてのプライドを賭けたニューカラーです。 是非、ボロボロのハゲハゲになるまで、使い込んでみて下さい。

2023年9月
カラーコーディネーター
松井源夫

-Color-

キングofステイン
※2023年新色

 毎年作成販売中のキングof金具(以降キンキン)ですが、あまりの出来の良さにキンキンを越えうる放流ファーストカラーが造れない、自業自得な複雑なジレンマに毎年、頭を悩ませて来ました。
 しかし、キンキンにも力が発揮出来ない状況もあったことは事実で、それらをリカバリー出来るカラーを造らなければ、キングカラーシリーズは、完成に至らないとの思いで塗り続けること三年。そして、やっとキンキンの弱いところをフォロー出来る、カラーが完成しました。
 やや濁り、ローライトにおいてはキンキンを凌駕する実釣能力を見せる今回の放流ファーストカラーはネーミングはキングofステイン。
 要は光量不足時対応の放流ファーストカラーになります。 表全面に薄くグリーングローを吹き、ステインからマッディウォーターで効果的な蛍光レモンを飛ばし吹き、半面テール側を蛍光バレンシアオレンジを直吹き、この様な仕上げにする事により、下部のカラーが浮き出るように、複雑なアピールを醸し出してくれます。
 裏面は、キンキン同様の蛍光レッドバイトマーカーを施し、あえてキンキンと同じ裏面パターンにする事により、表面の効果の違いを体感してもらえる、カラーローテーションを前提に考察した、トーナメントコンセプトカラーになります。
 キンキンが効果が薄い時、やや濁りな状況下、ローライトコンディションでは、キングofステインを選択してください。
 余談ですが、キングof金具=クリアーウォーターで効果的、キングofステイン=ステインウォーターで効果的と来たら、次なる放流ファーストカラーは!! …お楽しみに(笑)

ダーティークイーン
※2023年新色
 人気のクイーンシリーズに満を持して投入するカラーは、茶金系カラーになります。
 過去様々な茶金を試してきた、わたくしですが、クイーンオリーブ(オリーブ金)に対抗しうる地味金の作成は難を極めました。
 このカラーは、3年以上前には既にベースが完成していたのですが、なかなか思うようなカラーパターン、色の組み合わせが思いつかずに、ずっとワレットの中で燻っていたカラーなんです。 そんな中で、やっとの思いでたどり着いた茶金が、ダーティークイーンになります。
 放流サードくらいの時間帯で爆発力のあるカラーを求め、クイーンオリーブと双璧をなす、カラーに仕上がったので、持続力のある釣れ方を、是非御堪能ください。
 オリーブ系がいまいち効果が低い時は茶金系の出番です。

ヴァイパーナイト
※2023年新色
 ヴァイパーとは、毒蛇を意味します。 毒蛇の如く鱒達を麻痺させてしまう、今までのキングオリカラには無い、パワー系カラーにしました。
 ナイトはチェスの駒の騎士と夜のnightを、あわせ持つ意味合いのネーミングに。 まだまだ、カラープロデューサー達には、未開の地になるであろうスプーン塗装でのUV+グローを採用し、超絶アピールなUV&グローを施した、シルバーベースのオリーブ系セカンドカラーになります。
 ヴァイオレット(紫)系が一般的なUV反射塗料ですが、このカラーの反射は、グリーン反射系のクリアー塗料を使用。 そこに少しだけグリーングローを添加して、ローライトが苦手なUV塗装のウィークポイントを払拭しました。 テスト段階では、トーナメントが終わった夕方のポンドでも、釣り切られなかった当日の魚を反応させてしまう破壊力をみせてくれました。 つまり、このカラーは、スイッチング力の強いカラーになります。
 今までのキングオリカラには無い、表がUV&グローのアピール大なカラーイメージなので、表テールサイドにオリーブを被せ、さらにイエローを飛ばして、あえて反射アピールを少し消すと言う、仕上がりにしました。
 裏は、もっともナチュラルに魚を誘うであろう、濃い目のグリーンにする事で食わせ力を引き出しています。 クリアーからステインな水色で通常のUV塗料系カラーに反応し難かった魚をターゲットに作ったカラーで、クリアーウォーターからステインウォーター、晴れた日中、朝夕のややローライト時と投げれるタイミングも意外と広く、釣りきられてない当日の魚や前日の魚が、粘り強く反応してくれるはずです。
 苦手な状況は、茶色にすこぶる反応の良いタイミングだけなので、ふとしたタイミングで投げても魚を連れてきてくれる頼りになるカラーになります。

キングof金具
※2020年カラー再販
 名前の由来は釣り場の名前であるキングフィッシャー(カワセミと「金メッキの道具」、そして王様のキング。

  チェスの駒のキングは、上下左右斜めに1コマずつしか動けませんが、勝敗を決するもっとも大事な駒であり、民衆(魚)を強烈に引き付けるカリスマ性を持つ者です。よって、カラーリングにも、それらの思考を存分に詰め込みました。
 スイッチングした放流魚を確実にバイトに持ち込む、裏面テールに蛍光レッドをバイトマーカーとしてカラーリング。
 表面には、不意のローライトにもアピールを失なわないように、グリーングローを飛ばし吹き、蛍光色も直吹きすることにより、下層から浮き出るように、粒々のグリーングローが、表全面に発光します。
 ヘッド付近は、フラッシングを得る為にメッキを残し、テールに行くに連れて、蛍光オレンジ~蛍光レッドになるようグラデーションし、表全面で、魚を誘いつつ、裏面バイトマーカーとの相乗効果により、より強い、より深い、テールバイトを導き出します。

 放流魚が猛ダッシュしてくるバイトを、是非とも味わって下さい。

シルバールーク
※2020年カラー再販
 名前の由来は、チェスの駒ルーク。シルバーメッキをベースに放流セカンドカラーを作りました。
 クイーンオリーブに反応がない時や他のセカンドカラーが効果を発揮しない時に投げて欲しいカラーです。
 表面は、サイドにシルバーメッキを残し、反対サイドに変わり種のクリアーグリーンパンプキンを塗装して、シルバーレインボーラメをあしらった、放流セカンド又はサードカラーになります。
 最大のギミックは、表面サイド塗りのクリアーグリーンパンプキンカラー。このカラーは実は蛍光色です。魚が見慣れない、地味だけど、蛍光反射するカラーとランダムアピールをするレインボーラメ、実は意外と強いカラーであるシルバーメッキを表面に集約。裏は喰わせの実績の高い、ブラウンよりのオリーブを塗ることにより、表面の変則アピールと裏面の喰わせカラーを1枚のスプーンにインストールし、釣り人も、魚も騙せるカラーに仕上げました。
 迷った時に是非、投げてみて下さい。

ネコソギポーン
※2020年カラー再販
 ポーンは、将棋の駒なら歩()に値する駒、使いこなせば、王様(キング)にも、何者にもなれる最強の歩兵を意味します。
 製作者の頭を、最初から悩ませ続けたのが、そのベース色。

 茶系かココアかオリーブかグリーンか黒なのか白なのか、はたまたピンク系??どのカラーをベースとして、喰わせのフォースカラーを作るべきか?
 キングフィッシャーに置いて、いちばん中心軸になるであろうカラーは、時(とき)の経過と共に、めまぐるしく変わって来た経緯があり、カラー決定に、いちばん頭を悩ませたカラーであります。 
 裏面は、あらゆる釣り場さんで、食わせのパワーを発揮する、ブラウンよりのオリーブ色を塗装。
 表面は、弱めのイエローカラーのダークイエローを配色し、食わせ要素の強い裏面カラーを飛ばし吹きとテールサイド吹き、表裏面に弱い明滅を持たせ、更に色覚変化を与えるグリーンパールを施すことにより、ちょいアピールとちょいリアクション効果を持たせた、喰わせカラーになります。
 ナチュラルフィーディング化した魚や、ニュートラルな魚をターゲットに配色した、とっておきのカラーになります。
 放流のあった後日の朝イチにも有効で、投げてみればその実力を確認出来るはずです。

-Schedule-

キングフィッシャーでの発売
2022年11月19日(日)
※発売記念大会エントリー開始は
1ヶ月前を予定!

小売店での発売
2023年12月頃(予定)

-Lineup-