Attention
9月22日:KF-1は残りわずかとなっております。
Original Color Concept
キングフィッシャーでのトラウトフィッシングの代名詞とも言える「放流」。
1日の釣果を最大限に伸ばすためには、
1匹残らず、放流された魚を狙っていくことが大切です。
しかし、テクニックだけではなく、使うスプーンのカラーにも大きく左右されるのが放流。
「たくさんのスプーンやカラーがあって迷う」
「初めてキングに行くけど放流の時は何を使ったほうがいいの?」
「放流のファースト・セカンド・サードってなに・・・?」
今回のスプーンは長年キングのインストラクターとして聞いてきた
「お客様の放流に対する悩み」を解決するようなカラーのスプーンを作成しました。
今回のメインとなるスプーンはアングラーズシステムの「Dohna(ドーナ)」。
他を圧倒する抜群の集魚力を生かし、ドーナだからこそ成り立つカラーを作成しました。
また、今回は初めての取り組みとして、キングのクリアな水質で効果を発揮する「BionDy(ビオンディ)」のオリカラも作成いたしました。
このページでは、今回作成したスプーンのカラーを紹介すると同時に、
それぞれのスプーンを使うタイミングや、放流に対する考え方を紹介します!
ぜひ、キングならではの放流をお楽しみください!
アングラーズパークキングフィッシャー
トラウトインストラクター 岡川 功輝
Color Selection
KF-1 Dohna 1.5g
KF-1は今回から登場した新色カラー。
キングでよく釣れるカラーであるグリーンメタリックとオリーブを主体としたカラーです。
時期によっては、5号池のボトムに藻が生えることから、藻の色に近い、グリーン・オリーブはキングの釣れ筋カラーとして知られています。
表のグリーンメタリック、そしてドーナ特有の集魚力を生かし、落ち着き始めた放流魚を徹底的に拾っていくだけではなく、背面を地味なオリーブ色にしているため、トラウトの活性の上がる秋から春シーズンのサーチ用ルアーとしても効果を発揮します。
KF-2 Dohna 1.5g
KF-2も今回から登場した新色です。
金のブランクをベースに、キングで釣れ筋のカラーであるオリーブの塗装を薄く塗り、背面はKF-1同様のオリーブで仕上げてあります。
多くのテスト用スプーンを作っていく中で、偶然作ることのできた色ですが、自身で試してみても想像以上の釣果をあげることができたことで今回のラインナップに加えることにしました。
全体的に地味目な印象ではありますが、金色をベースにしているため、赤金・オレ金・金黒などのカラーに反応しなかった放流魚を釣り切ることのできるカラーです。
放流のローテーションだけではなく、活性の高低を知りたいとき、どのカラーを使おうか迷ったときに、ぜひ投げてみてください。
KF-3 BionDy 0.7g
KF-3はキング初となるビオンディのオリカラです。
キングフィッシャーの特徴の1つは、1年を通して水質がクリアなこと。
表層を引いてくると魚が集まる様子や、魚の反応をみながら釣りをすることができます。
おもて面の明るい色は視認性が高く、自分が今どのレンジを引いていて、魚がどのようにバイトしてきているのかをしっかり見ることができるカラーですが、裏面はキングで餌として与えているペレットのカラーであるブラウンを使い、魚のバイトを誘うカラーとなっています。
日中など厳しい時間帯で、浮いた魚をサイトで狙うときにぜひ使ってみてください。
KF-4 Dohna 1.5g/2.0g
KF-4は、昨年のオリカラ発売の際に、大人気となり、再販のご要望が多かったカラーをリニューアルして作成いたしました。
今回は1.5gと2.0gの2種類のラインナップで販売いたします。
暑さの厳しい日の放流では魚の動きが遅く、しっかりと食わせることができない時もあります。
集魚力では2.0gのスプーンに劣るものの、1.5gのスプーンは動きの悪い放流魚に対して、深いバイトを誘発させるスプーンとなっています。
また秋から冬など、魚の活性が高い時期では、抜群の集魚力を誇るドーナ2.0gを使い、他の人よりも1匹でも多く放流魚を釣ることができるようになっています。
裏面のロイヤルゴールドは放流魚の追いを長期化させる効果があるため、いつも使っている放流用スプーンよりも長く放流効果を実感できます。
KF-5は昨年のオリカラ販売の際に一瞬で売り切れたカラーです。
こちらのスプーンも多数のご要望をいただいたため、背面カラーなどを調整し、リニューアル発売をすることにいたしました。
放流のセカンド・サードのカラーとして使うだけではなく、放流後しばらく経った魚や朝一など活性の高い時間帯にとても有効です。
前回発売した際には、冬時期のどの時間帯でも反応するスプーンとして好評であり、自分のカラーローテーションの1部に加えやすいカラーとなっています。
クリア・マッディの水質を問わず、様々なエリアでも抜群の釣果を発揮してくれるスプーンです。
How to use
放流が入った直後は魚の活性が一番高い時間帯で、カラーも最も派手目、特にオレンジ&金カラーや赤&金カラーのスプーンが効果的です。
放流直後に使うカラーを「ファースト」次は「セカンド」そして3番目は「サード」カラーと呼びます。
放流が入ったら、ファーストカラーとしてKF-4から使い始めましょう。
魚の追うスピードが早く、ひったくるようなバイトが連続して出ている時は2.0gを、逆に魚のスピードが遅く、バイトも弱いと感じるときは1.5gを使用します。
KF-4のカラーでバイトが出なくなったら、KF-5もしくはお手持ちの金黒カラーのスプーンに変えてみましょう。
KF-5はセカンドカラーとしてだけではなく、魚の活性が高めの時には、ゴールド主体の金黒のスプーンを間に挟み、サードカラーとしても使うことができます。
KF-1、KF-2のカラーはサードカラーとして使うだけではなく、放流からしばらく時間が経ったあとでも効果を発揮するスプーンです。放流直後では釣りきれなかった好活性を魚を引き続き狙っていきましょう。
ドーナで反応しない魚が多いような状況、例えば暑い日の日中などでは、ビオンディの表層引きが効果的です。
マイクロスプーンを持っていない方や使いこなせていない方はぜひ、KF-3のカラーでたくさん練習してみてください。