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極論ルアーは投げて巻くだけ!

その深い理由とは!?

チェックすべき項目

■投げて巻くだけで釣れるという言葉の深い意味
■基本がしっかりしていないと応用もできません!
■ルアーは使い込むことが一番!

1)投げて巻くだけの言葉の意味

「ルアーは投げて巻くだけで釣れる」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。極論、その通りです。
ただし、この言葉の裏には深い意味があります。

「投げて巻く」中で釣り人が考えていることを箇条書きにしてみると
・魚のいる場所に投げられているか
・魚が欲しているルアーを選んでいるか
・ルアーを泳がせるスピード、深さ、ルアーの動きは魚が欲しているものなのか
ざっくり言うとこの3つを常に考えながら釣りをしています。

外から見ると、ただ投げて巻いているだけではありますが、実は内面では脳みそフル回転の状態で釣りをしているのです!

2)魚がいる場所に投げられているか

大前提、ここは大切です。魚がいないところに投げても意味がありません。管理釣り場は魚がいる前提で釣りができますが、例えば大きな池であった場合、魚は人の目を気にして沖合に固まることが多かったり、釣り場や季節によっては注水に溜まり、排水側には全く魚がいないということもあります。
キングフィッシャーはいわゆる「場所ムラ」が少ないエリアであることが知られておりますので、目の前に全く魚がいないという状況はまれですが、広大な敷地のエリアに釣りに行く時や夏場の暑い時期、オープンしたてで魚が薄いような時には要注意です。

3)魚が欲しているルアーを選んでいるか

釣れる・釣れないの大きな差は「魚が欲しているルアーを選んでいるかどうか」にかかっています。

魚が食べたいと思うルアーは刻一刻と変わっています。
特にルアーの大きさ、色、形を気にする魚は多く、選んだルアーがずれてしまうと、たくさんの魚を釣ることはできません。
反応がない・アタリはあるけど釣れないと思ったら、まずはルアーを見直してみることをおすすめします。

ここで大切な考えなのは
「アタリがある=正解」ではないということです。
あくまでも釣れることが正解なのであって、アタリがあることは「惜しい!」と魚が教えてくれている合図なのです。
この場合は、大きくルアーを変えず、カラーは同じでサイズを小さくしてみる・カラーを同系統の違うものに変えるなどのちょっとの工夫が必要となります。

4)ルアーを泳がせるスピード、深さ、ルアーの動きは魚が欲しているものなのか

この点については、魚の動きやアタリの有無をよく確認しておく必要があります。

魚が全くルアーに追いついて来れていない時は大体ルアーのスピードが速すぎることが原因であり、全くアタリが無いような時はルアーを泳がせている深さが外れている可能性もあります。
この見極め方については、経験が必要となりますので、水の中が見やすいエリアなどで釣りをして、反応を掴んでいくとぐんぐん釣りが上手くなります!

また、基本はどのルアーも「一定の動きをさせ続けること」です。魚が食べたい!と思って近寄ってきたのに、急に動きが変わったら食欲が一気になくなってしまいます。(美味しそうなおにぎりがある!と思って近づいたら、急に石に変わった!みたいなイメージです)

もちろん変則的な動きが魚の食欲をそそる時もありますが、まずはどんなルアーも一定のスピードで一定の動きをさせられるよう練習しましょう。
リールを巻くスピードは常に一定か、魚が追ってきたからと言って急にスピードを落としていないか(無意識でやっていることが多くあります)、リールのハンドルが下から上に向かう時だけ遅くなっていないかなど、自分の手元を見ながら釣りをしていくのも上達のために必要な練習です。

ここでも「アタリがある=正解」では無いことを忘れずに。アタリがあるけど釣れないという場合はルアーを動かす速さを少し変えてみる・深さを少し変えてみるなどちょっとの工夫を入れてみましょう!

4)まとめ

釣りの基本を忘れてしまうとルアーの性能だけにしか頼れず、常に多くのルアーを買わざるを得ない状況となってしまいます。
どんなルアーでも使い込めば必ず釣果はついてきます。もっと釣りを楽しむためにもぜひしっかりと練習してください!

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