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何をやればいいのかわからない

釣りのステップアップの流れをまとめました!

チェックすべき項目

■キング流、釣りのステップアップの流れを見てみよう!
■今、自分がどのステージにいるか確認しよう!
■課題を見つけるためには、今の自分を見つめ直すことが大切です!

1)釣りのステップアップについて

自分が本当に上手くなっているのか分からない、釣れない理由が分からないなど、せっかく釣りが上手くなりたいと思っても、まるで霧の中にいるように自分のことを見失っている方も多いと思います。

自分の今の状態が分からなければ、改善策も練習方法も分からないまま「ただなんとなく釣りをしているだけ」になってしまい、せっかくの楽しい釣りから足を遠ざけてしまう原因になってしまいます。

今回は、釣りのステップアップを3つのステージに分けて解説します。あくまでこれは目安ですが、今の自分の立ち位置を知ることで、「さらに釣りが上手くなるために必要なこと」が明確になってくると思います!

ステージ① まずは釣りを楽しもう!

【このステージでクリアすべきこと】
・まずはレンタルでもいいから釣りをやってみる
・釣り楽しい!と思う
・釣りを誰にも頼らず、全て1人で完結することができる
・徐々に道具を買い集め、自分のロッド・リールを所持する

【よくある釣りの課題】
・道具が欲しいけど、何を買っていいか分からない
・釣りの基本動作が分からない、上手くできない

【課題に対する解決策・練習方法】
・道具は信頼できる人に聞くのが1番!それぞれの釣り場によって使うべき道具も変わってくるため、釣り場のスタッフに聞くか釣り場近くの釣具店スタッフに相談しよう!ネットの情報を鵜呑みにしたり、自分の判断だけで道具を買ってしまうと大体失敗します!
・釣りの基本動作について、分からないという場合は釣り場のスタッフに聞くもしくはキングフィッシャー公式YouTubeでも解説しております。
・釣りの基本動作が上手くできないという場合は経験を積むことを第一に!たくさん釣りに行きましょう!

ステージ② 「釣れた」を「釣った」に!

【このステージでクリアすべきこと】
・釣るための工夫を身につける
・どんなに厳しい状況でもとりあえずバイトは出せるようにする
・自分の現在持っているルアーを取捨選択し、ひたすら使い込む

【よくある釣りの課題】
・隣の人はたくさん釣っているのに自分は全然釣れない
・話題のルアーを買ったはいいけど、他の人よりも釣れない


【課題に対する解決策・練習方法】
・ルアーの選び方は正しいか、ルアーの動かし方は正しいか、ルアーを泳がせる深さは正しいか、などを確認しながら、〇〇だから釣れるはずという仮説を立て、その仮説で釣れるか釣れないかを判断する「仮説→検証」の流れを繰り返しましょう。

・「釣れない」という理由を道具が〜・天気が〜・釣り場が〜・釣る場所が〜ではなく、「自分の釣りのどこが合っていないのか」という「自責」で考えましょう。どんな釣具を使っても、どんな釣り場に行ってもたくさん釣る釣り人はいるものです。

・新商品にすぐに飛びつくのではなく、自分のルアーをひたすら使い込みましょう。ルアーを買うときに「なぜそれが必要なのか」が明確で無い場合は買っても無駄になってしまうケースが多いです。

・このステージからは釣りの経験の「量」よりも「質」が重要になってきます。たくさん釣り場に行き、経験を積むことも必要ですが、毎週のようにはなかなか行けないかと思います。そのため、「仮説→検証」を常に頭の中に浮かべておき、短時間でも多くの学びを得られるよう「質」を重視した釣りに切り替えましょう。

ステージ③ 誰よりも釣る!

【このステージでクリアすべきこと】
・なぜ釣れないのか反省ができ、改善策を見出せる
・自分の釣りスタイルが明確になっている

【よくある釣りの課題】
・大会で勝てない
・釣る数が伸びない
・バイトは出るけどのらない・バレちゃう

【課題に対する解決策・練習方法】
・バイトが出ているということは、ルアーセレクトの方向性は合っているということです。ただし、バイトが出ているからと言ってそのルアーが正解とも限りません。正解=釣れることだとすると、バイトが出るけどかからない・バレるということは「なんかちょっと違う」ということです。カラーのメイン色は変えずにギミックを変える・同じカラーでルアーのサイズを変える・レンジをちょっとだけ変えるなど、工夫をしてみてください。
・それでもかからない・バレてしまうという時はセッティングを見直しましょう。針を変える・ラインを変えるなど少しの工夫で大幅に釣果が変わることも多々あります。
・1日のんびり釣りをする時と、大会での短時間での釣りでは考え方が大きく変わります。大会では状況を素早く読み、短時間で適切に対処することが求められます。これは正直経験が物を言う部分もありますので、出ることができる大会は全て出て経験を積みましょう。

2)今の自分はどのステージ?

私の好きな本の1つに養老孟司さんが書いた『バカの壁』というものがあります。語弊を恐れずに簡単にお伝えすると「知っている」ことと「理解している」ことには大きな隔たりがあると言うことです。
釣りが上手くなっていくと「俺は釣りの全てを知っている」と思い込み、「自分が釣れないのは他の要因(天気や釣り座など)のせいだ!」と思ってしまうこともあるかと思います。

変えられるのは自分だけです。いくら怒ったところで天気を変えることはできませんし、釣れない釣り座に急に魚が寄ってくるなんてこともありません。「なぜ釣れないのか」「こうすれば釣れるんじゃないのか」と創意工夫をしながら釣りを少しずつ理解していくことは、釣りの楽しみの1つでもあります。

ぜひ一度、自分を見つめ直し、楽しい釣りライフを送ってみてください!

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