クセがすごい！管理釣り場キングフィッシャーのニジマスの特徴とは？？ - 栃木県大田原市のトラウトとブラックバスの管理釣り場のアングラーズパークキングフィッシャー公式ホームページ。豊富な湧き水で年間を通して水温が安定。オールシーズン釣りが楽しめる。

キングのニジマスは「クセがすごい！」

どんな特性を持っているのか見てみよう！

チェックすべき項目

■キングのニジマスの特徴は「クセがすごい！」
■だからこそキングで釣りをすると上手くなります
■「難しいけど釣れる」夏を乗り越えれば経験値がかなりもらえます

1）キングのニジマスとは

キングフィッシャーのニジマスは「日本一ひねくれている」「クセがすごい！」と言われることが多くあります。

キングフィッシャーと連携している養魚場で育てらてたニジマスは、（多分）キング以外の管理釣り場で放流されていることはなく、このクセの強さは日本でキングだけでしか味わえないと思います。

クセが強いことは決して悪いことではありません。キングの夏場で特に言われるのが「難しいけど釣れる」ということです。一見矛盾するこの言葉を解析すると、「ルアーやセッティングをビタビタに合わせないと釣れないけど、でも合った時は嫌というほど釣れる」という意味合いを持っております。

つまり、キングフィッシャーはルアーフィッシングを極めるために最も適した釣り場であり、「日本一釣りが上手くなる釣り場」というように呼ばれている理由はここにあるのです。

2）キングのニジマスの性格

キングのニジマスの性格としては、

・素早く追いかけ、バイトは一瞬

・反転しないバイトが多い

・ルアーをよく見ており、警戒心が高め

・かかった後も、針をとにかく外そうとジャンプする

・「トドメの一撃」と呼ばれるようなネットイン直前のジャンプがある

・夏の暑い時期をのぞき、比較的活性は高め

こんな感じの性格をしております。

バイトは決して弱いわけではないですが、一瞬の大きなバイトが多いため、かなりの反射神経を持っていないと釣れないように思えるかもしれません、
しかし、キングで育った人の多くは、「小さなバイトをとにかくかけていく」とうスタイルの人よりも、「何もしなくてもかかるくらい大きく・深いバイトを出す」というスタイルの方が多く、一度キングに慣れてしまえば、どの釣り場に行っても楽に釣りすることができるようになり、釣り技術の成長スピードが速いように感じています。

3）キングのニジマスに合わせるには

では、どうしたら「何もしなくてもかかるくらい大きく・深いバイト」を出せるようになるのか。

まず前提として、
①バイトが無い状態は、大きく釣り方がズレている可能性が高い
②バイトが小さい状態は、正解に近いと魚が教えてくれている。バイトが小さい時に無理やりかけるのは難しい。

という２点を頭に入れた上でお話しをいたします。

バイトが出ていない時にやるべきこと

①ルアーを一定の速度で泳がせることができているか確認する。急な変化が好きな魚がいることは事実ですが、下手に変化をつけてしまうと魚が逃げることが多いです。
②レンジをざっくり探る。表層・中層・ボトムに３つに区切り、ルアーを引いてくる。
③ロッドの角度を変える。上・中・下の３パターンを試してみる。
これでダメな場合はルアーがズレていることになります。カラーやウェイトを大きく変えるか、ルアーの形状を変えてみることをお勧めします。

小さなバイトが出た時にやるべきこと

①バイトが出たレンジ付近でさらに細かくレンジを分け、ルアーを引いてくる。
例：カウント３でバイトが出たけどかからない→カウント２・４くらいで引く

②レンジを変えてもバイトが大きくならない場合、ウェイトは変えず、カラーを若干変える
例：赤金の2.0gでバイトが出た→オレンジ金の2.0gに変更する

③カラーを変えてもバイトが大きくならない場合は、同系統のカラーでウェイトを変える
例：赤金の2.0gでバイトが出た→赤金の2.4g or 赤金の1.8gに変える

変化は少しずつがベストです！一気にルアー・カラー・ウェイトを変えてしまうと、「何が原因で釣れないのか」が、ぼやけてしまい、迷走する原因になってしまいます。

深いバイトが出てかかるけどバレてしまう時にやるべきこと

ここで初めて、「タックルセッティング」を考えなければなりません。タックルセッティングについては他の記事で触れているため、ここではお話ししませんが、セッティングを変えたからといって急にバイトが増えるということはほぼありません！
（太すぎるラインを使っているなど明らかミスっているセッティングを修正する時だけはバイトが増えます）

つまり、
①まずは持っているルアーを使い込む
②ルアーを使い込んで、魚がかかる状態を作ってから、バレないためにセッティングを考える。
という流れが大切なのです。

４）キングで修行しよう！

夏のキングのニジマスは良い先生になります。
少しでも釣りがズレていると見向きもしなくなり、合っているとたくさん釣れてくれます。

キングで過ごした経験はきっと他の釣り場でも活かせると思います。

キングの「クセがすごい！」ニジマスたちをしっかりと釣り、自分の釣りを見直してみてください！