【インストラクターインタビュー】キング冬の釣り徹底解剖!
こんにちは、キングフィッシャースタッフの手塚です。
このブログでは「釣りをやってみたい!」「釣りが上手くなりたい!」と思っている方を応援するために、
キングフィッシャーにかかわる方へのインタビューを通して、
キングフィッシャーで釣るための「コツ」をお伝えしていきます!
※手塚:今年度よりキングフィッシャーのスタッフとして勤務。
釣りの経験はあるものの、釣りにのめりこんだのはつい最近のこと。
手塚:最近はめっきり寒くなってきましたね。
気付いてみればもう12月と平成30年残すところあと一ヶ月となってしまいました。
外にでるのもおっくうになりがちな季節となっていますが、
キングフィッシャーでは「冬こそ」一番安定して魚が釣れるシーズンなんです!
今回はキングフィッシャーインストラクターの室井さん、
そして岡川さんにそれぞれ「冬の釣り」についてインタビューを通して教えていただきます!
それではよろしくお願いいたします!
※左:バスインストラクター 室井さん 右:トラウトインストラクター 岡川さん
1)バス編・・・冬の時期のバスの動き方
手塚:まずはバスの方から!室井さんよろしくお願いします!
室井:はい!よろしく~!
手塚:冬になるとブラックバスはどんな風に過ごすのでしょうか。
まずはその生態から教えて頂ければと思います。
室井:ブラックバスは基本的には暖かい水で生きる魚だから、水温が10℃前後となる冬になると
暖かい水を求めて泳いでいくんだよ。
キングフィッシャーは湧水を使っているから冬でもそこまで水温は下がらないけど、
冷えた空気に触れると池の水温はどんどん下がって行く。キングの場合は注水口側が暖かく、
排水口に近づくほど水が冷えて行くんだ。
池全体を見渡すと、外気に触れない池の底の方が暖かいから、バスは池の底にべったりと付いていることが
多くなるね~。
※冬のバスの居場所(池の断面図)暖かい水を好むバスはボトム付近に溜まります。
手塚:なるほど!そうすると狙い目はボトム付近ですね!
ルアーやワームをしっかりと沈ませないとバスが釣りにくいということですね!
室井:そのとおり!じゃあ次はどんなルアーを使った方がより沢山釣れるかを教えていくね~!
2)バス編・・・冬の時期オススメルアー①ハードルアー
室井:まずはハードルアーから!
大きく分けると「バイブレーション」「シャッド」の2種類だね!
これに共通するのはどれも「よく沈む」っていうこと!
どんなふうに動かすかは図を使って説明するね~。
室井:1つ目は「バイブレーション」。これは一度底まで沈めてから、竿をしゃくるようにして動かすんだ。
図で説明するとこんな感じ。
※バイブレーションの動かし方。しっかりと竿をしゃくって、沈めての繰り返しで釣ります!
手塚:なるほど!ふわっと浮いたときにバスが喰いついてくるんですね!
しっかり底につけて、竿を上げての繰り返しが大切なんですね!
室井:バイブレーションは金属で出来た「メタルバイブレーション」というものもあるんだけど、
これも同様に動かして行くと良く釣れるよ!キングでもかなり実績のあるルアーだから
1つは持っていたほうがいいよ~。
じゃあ次は「シャッド」これも沈ませてふわっと浮かせることがコツかな。
バイブレーションと違って、巻くことで沈むルアーだから巻いて・止めてを繰り返すように
動かして行くことがコツだね~。
※シャッドでの釣り方。引いて・止めてをしっかり繰り返そう!
手塚:いわゆる「リアクションで釣る」というやつですね。突然動きが変わればバスも気になって、
口を使ってくれそうですね!
3)バス編・・・冬の時期オススメルアー②ワーム
手塚:次はワームですね!いろんな重り(シンカー)の付け方がありますが、なにかオススメは
ありますか?
室井:今回は誰でもやりやすい「ダウンショット」を教えるね!
これは仕掛けが作りやすいうえに、池の底が泥だったとしてもワームが埋まらないから
釣りやすいんだ~。まずは図で勉強しよう!
※ダウンショットリグの全体。スピニングリールで投げる場合はこのようなしかけとなります。
室井:ダウンショットは投げたらボトムまで落として、竿を揺らしてちょこちょこと動きを加えよう!
糸がたるんできたら少し巻いてちょこちょこ動かす、また糸がたるんできたら少し巻く・・・を
繰り返すとバスが喰いついてくるよ~。
手塚:なるほど!冬の時期の釣りにはルアー選びが肝心ですね!
野池でバスが釣れなくなった今、ぜひエリアバスも楽しんでもらいたいです!
室井さんありがとうございました!
3)トラウト編・・・冬の時期のトラウトの動き方
手塚:続いてはニジマス釣り編です!岡川さんよろしくお願いします!
岡川:はい!お願いします!
冬の時期は冷たい水を好むトラウトにとって最適な水温となるため、
トラウト釣りにとって絶好の季節となります!
冬になるとなかなか尻込みして家から出たくなくなりますが・・・
夏場ご来場いただいたお客様もぜひ一度はお越しいただきたいです!
手塚:なるほど!トラウトを釣るためには実は冬こそねらい目なんですね!
冬の時期のトラウトはどんな動きをするんですか?
岡川:どの池にでも共通して言えるのが、バスと同様、水温の安定するボトム付近に魚が溜まり、
やや動きもスローになるということですね。
ただし、キング独特の特徴もあって、
水温の安定する湧き水を使っているからか表層付近でも魚が良く反応します!
キングフィッシャーの冬の時期は「表層」か「ボトム」かの両極端に魚が分かれ、
「中層」付近には魚が少ないと考えておいた方がいいです!
※トラウトの溜まりやすい場所。「上か下」と単純です!
手塚:「上か下」というのは非常に狙いやすいですね!具体的に釣り方も教えてください!
4)ニジマス釣り・・・冬の時期オススメルアー
手塚:まずは冬の釣りに必須となる「ボトム」の攻め方について教えてください。
岡川:初めての方におすすめなのは「ボトムノック」という釣り方ですね!
クランクでいう「ボトムノック」はとても簡単で、
クランクのリップが池の底に当たるように巻いてくるだけでOK!
クランクはリップが大きく、巻くだけで底まで沈むものを選びましょう!
※あくまで一例です!自分の使いやすい物を見つけよう!
手塚:「ボトムノック」ですね!何かコツはありますか?
岡川:一番簡単なのはルアーが浮いてこないように「ロッドを水の中に入れてしまう」ということですね!
ロッドを低い位置にかまえて引いてくることで、ボトムを手前まで引いてくる事ができます。
1号池や4号池の注水口側は水深が浅くなっているので、まずはそこで練習してみると良いかもしれません!
※ボトムノックの図。しっかりと底まで沈めさせるのが肝心。
手塚:なるほど!ちなみに表層付近を攻めるときはどんなルアーがいいですか?
岡川:表層を引くには必ず「フローティング」のクランクを用意してください。
本体自体が浮くようにできていて、巻くと少しだけ沈むようなクランクですね!
カラーは強く意識する必要はないですが、クリア系または茶色系が比較的反応が良いですね!
スプーンよりもクランクの方が釣りやすいので、まずはクランクで釣りを覚えて、
少しずつスプーンでも練習してみてください!
もちろん、冬はスプーンでも釣りやすい時期なので、練習にはもってこいです!
寒さがつらい日が続きますが、ぜひベストシーズンの今、釣りを楽しんでもらいたいです!
※表層付近を攻めるルアー一例。使いやすい物を自分で見つけよう!
手塚:なかなか布団から出られない時期ですが・・・ぜひキングにもお越しいただきたいですね!
岡川さん、本日はありがとうございました!
5)まとめ
今日はキングフィッシャーの2名のインストラクターに冬の釣りをテーマに教えてもらいました!
トラウトにとっては適水温となり、野池でバスが釣れなくなってきたこの冬だからこそ、
実はキングフィッシャーで釣りを楽しむ一番のチャンスであると思いました!
夏場ご来場いただいたお客様、
そして新年を迎えるにあたって、何かチャレンジをしたいとお考えの方がいらっしゃいましたら
ぜひ一度キングフィッシャーにご来場ください!
なお、キングフィッシャーでは年末年始にもスペシャルイベントをご用意しております。
詳細はお知らせをご覧いただきますようお願いいたします!