

キングフィッシャーのトラウトエリアで土日祝日の9時・13時ごろの2回行っている放流。
「放流が始まった!何を投げればいいの?」
エリアトラウトをしていると、池に新しい魚を追加する「放流」があります。
初心者の方にまず覚えてほしいのは、
放流後は、一匹を釣る大チャンス!
ということです。
キングフィッシャーの放流では、生まれてから一度もルアーを見たことが無い魚を放流しています。
放流されたばかりの魚はルアーへの反応が良く、積極的に追いかけてくれることがあります。
極端にいえば、放流直後はどんなルアーでも釣れる可能性があります。
でも、せっかく魚の活性が高いなら、そのチャンスを最大限に活かしたい。
そこで重要になるのが、
「魚にルアーを目立たせること」
です。
今回は、キングフィッシャーで放流が始まったときに、初心者の方にぜひ試してほしい基本的な攻略方法を紹介します。
放流されたばかりの魚は、池に以前からいる魚と比べて、ルアーを見慣れていません。
さらに、放流直後は複数の魚がまとまって動き、積極的にルアーを追いかけることもあります。
一匹がルアーを追い始める。
すると、その周りにいる魚も一緒に追い始める。
そんな光景を見ることもあります。
だから放流後は、初心者でも魚からの反応を得やすい時間です。
初めての一匹を釣りたいなら、ぜひ狙ってほしいタイミングです。
「放流されたら何を投げればいいですか?」
という質問をよくいただきます。
もちろん、おすすめはあります。
でも、その前に知ってほしいのが、
放流直後は、極端にいえばどんなルアーでも釣れる
ということです。
スプーン。
クランク。
ミノー。
魚の活性が高ければ、さまざまなルアーを積極的に追ってくれます。
では、なぜ放流攻略ではスプーンがよく使われるのでしょうか。
それは、
より効率よく、たくさんの魚を狙いやすいから。
です。
せっかく魚が積極的にルアーを追ってくれる時間なら、その魚たちにできるだけ早くルアーを見つけてもらう。
そのために使いやすいのが、目立つカラーのスプーンです。
放流が始まったら、初心者の方にまずおすすめしたいのが、
赤金(アカキン)のスプーン。
赤と金を組み合わせた、非常に目立つカラーです。
なぜ目立つカラーを使うのか。
理由はシンプルです。
魚に早く見つけてもらうため。
放流直後は、活性の高い魚が複数いることがあります。
その中でルアーを目立たせることができれば、
「何か来た!」
と魚に気づいてもらいやすくなります。
一匹だけではなく、何匹もの魚が一緒に追いかけてくることもあります。
放流直後は、魚にじっくりルアーを見せるというより、
目立たせて、見つけてもらって、追わせる。
まずはこれを意識してみましょう。
赤金のスプーンを投げて魚が釣れた。
そんなときは、すぐにルアーを交換する必要はありません。
釣れている間は、そのまま続けてみましょう。
同じルアー。
同じ深さ。
同じくらいの巻く速さ。
できるだけ再現してみます。
特に放流直後は、魚の活性が高い時間がいつまで続くかわかりません。
「もっと釣れるルアーがあるかも?」
と交換している時間がもったいないこともあります。
反応が続いているなら、そのチャンスを活かしましょう。
しばらくすると、
「さっきまで赤金で釣れていたのに、追い方が弱くなった」
「追ってくるけれど食べなくなった」
というタイミングがやってきます。
ここからカラーローテーションを始めます。
まず試してほしいのが、
赤金 → 金黒
です。
金色のキラキラしたアピールは残しながら、赤金より少し落ち着かせます。
いきなり地味なカラーへ変えるのではなく、
少しずつアピールを弱くしていく。
これがポイントです。
金黒でも反応が落ちてきた。
そこで次に試してみたいのが、シルバー系です。
基本的なイメージは、
赤金
↓
金黒
↓
シルバー系
↓
さらに地味なカラー
です。
最初は強く目立たせる。
魚の反応が落ちてきたら、少し弱くする。
さらに反応が落ちたら、もう一段階弱くする。
魚の活性が落ち着いていくのに合わせて、ルアーのアピールも少しずつ落としていくイメージです。
初心者の方は、たくさんの難しいカラー名を覚えなくても大丈夫です。
まずは、
「派手から地味へ」
と覚えてください。
「地味なカラーでも釣れるなら、最初から地味でもいいのでは?」
と思うかもしれません。
もちろん、釣れます。
でも放流直後は、魚の活性が高い時間です。
だからこそ、
できるだけ多くの魚に、できるだけ早くルアーを見つけてもらう。
という考え方が重要になります。
例えば目の前に10匹の活性が高い魚がいたとします。
地味なルアーでも、そのうちの一匹が見つけて食べてくれるかもしれません。
でも、目立つルアーなら、より多くの魚に存在を気づいてもらえる可能性があります。
放流直後に目立つカラーを使う目的は、
「この色じゃないと釣れないから」ではありません。
チャンスのある魚を、より効率よく釣っていくため。
です。
ここを理解すると、放流カラーの考え方がわかりやすくなります。
放流攻略でも、カラーだけを見ていてはいけません。
魚を見てみましょう。
赤金を投げた。
何匹もの魚が勢いよく追ってきた。
これは、
まだ強いアピールが効いている
と考えることができます。
一方、
追ってくる魚が少なくなった。
途中で追うのをやめるようになった。
ルアーの直前で見切るようになった。
そんな変化が出てきたら、
「そろそろ少しアピールを落とそうかな?」
と考えます。
そこで、
赤金から金黒へ。
さらにシルバー系へ。
そして地味なカラーへ。
魚の反応を見ながら、少しずつ変えていきます。
放流されたからといって、池全体へすぐ均等に魚が散らばるとは限りません。
キングではなるべく魚が散るような放流方法を取っていますが、それでも放流された魚がまとまって泳いでいることもあります。
そこで、
魚がどちらへ動いているのか
も観察してみましょう。
自分の前を魚が通っているなら大きなチャンスです。
その魚の近くへルアーを通してみます。
魚の群れが見えなくても、
「あちら側で急に釣れ始めた」
「少しずつ隣の人も釣れ始めた」
という周囲の変化もヒントになります。
ルアーだけを見るのではなく、
池全体で何が起きているのかを見る。
これも放流攻略のポイントです。
放流から時間が経つと、魚も少しずつ池になじんでいきます。
最初のように、派手なルアーを何匹もの魚が勢いよく追いかける状況は落ち着いてきます。
ここからは、
「放流魚を釣る」から「今の魚を釣る」へ。
考え方を切り替えます。
魚はどの深さにいる?
どのくらいの速さなら追う?
どんなカラーなら食べる?
これまでの記事でも紹介してきた、
深さ → 速さ → 色
をもう一度考えてみましょう。
放流だからといって、いつまでも赤金を投げ続ければいいわけではありません。
魚が変わったら、自分も変える。
これがルアーフィッシングです。